DOMINOKEN

Windows Vistaに搭載されるWindows Presentation Foundation(WPF)。その魅力や将来性を、世界中のユーザーとデベロッパーに対して伝えること。
Flash開発で注目されているバスキュールが、先陣を切ってWPFコンテンツの制作に取り組むことで、WPFがWebのトレンドであることが、説得力をもって認識されることを目指しました。
開発過程自体が重要なプレゼンテーションとなるため、最終成果物であるWPFアプリと合わせて、開発メンバーによるブログを設置し公開しました。

WPFだからこそ可能になる新しいビジュアル表現
WPFの特徴である、3Dコントロール機能を極限まで活用。
Flashでは不可能な表現を実現することで、WPFを選択する必然性をアピール。
実践的なノウハウの公開
開発環境がまだベータなため、全体的に実践的なノウハウはまだあまり存在しない。
これから始めるデベロッパーにとって、実際の開発の途中で直面した問題や対処法は貴重な情報。また、そういった情報が増えること自体が、WPFでの開発を決断する際の心理的障壁を低くする。
デモムービーだけでも楽しめる
Vista導入を検討しているユーザーにこそ見てもらいたい。
リニアな映像としても楽しめ、そこにインタラクションが加わることで更に楽しくなるよう配慮した。

インタラクティブ・ミュージカル・ムービー
音楽を中心にストーリが流れるため、シンプルに再生するだけでも楽しめる。
カメラを自分で動かせば、自分なりの風景を探すことができる。
一目でオリジナリティが伝わる世界観
とくに米ＭＳに向けて、日本のプレゼンスを高めるために、日本発の作品であるということが明確に伝わるユニークな世界観をつくりあげることを心がけた。実際に海外から高い評価を受けることができ、現時点で存在するWPFのデモコンテンツとして代表的作品と位置づけられている。
開発ブログの公開
コンテンツ開発の具体的な制作過程や、発生した問題に対する対処方法などを残していった。
Web上に情報が増えることで、業界全体の盛り上がりに貢献。

店主がドミノを置くリズムと、客の食べる動作がシンクロし、やがて音楽になっていく。

マニュアルモードに切り替えて、カメラ位置やアングル、ズームをコントロール可能。

開発過程をブログに記録して公開