携帯電話を利用して、弊社スタッフが用意したPCの画面上のおみくじ付きキャラクター（2009年の干支である日本の牛のキャラクター：ベコ）をゲットするという、デジタルインセンティブ付きのグリーティングコンテンツとして、お世話になっているみなさんに楽しんでいただくことを目的に制作されたコンテンツ。
携帯電話とPCの連動という新しいインタラクティブ手法のエンターテインメント性を追求することで、今までにない感覚のもと、ユーザーが何度も楽しむことができるコンテンツとすることを目標とした。
そのために、日本の携帯独自の機能である、携帯電話による位置情報との連動や、キャラクターの待ち受けFlashのダウンロードなどを利用することによってエンターテインメント性の向上を図り、携帯電話とPCが連動する新しいインタラクティブコンテンツの構造を作り上げた。

 日本独自の文化感を漂わせたマルチユーザーフィールドで、ケータイとリアルタイム連動した感覚を味わうことができる。
鏡餅をUFOと見立てて、UFOを携帯電話で操作して、フィールド上のキャラクターをキャッチすることができる。
携帯電話をコントローラーにして、好きなベコを狙う操作感、キャラクターをキャッチしたときのケータイのバイブ連動や、ゲットしたキャラクターが携帯電話にやってくる感覚など、ケータイとPC画面がリアルタイムに連動した新しい感覚を味わうことができる。
参加ユーザーの携帯電話から位置情報を送信してもらうことで、GoogleMap上で参加情報を可視化している。
日本全国でどこから参加しているかを一覧することができ、PC上での参加状況の賑わいを演出している。
キャラクターは頭・胴体・チャームの3種類＋色からパターンを組み合わせることで約400種類のキャラクターを用意。
すべてのキャラクターは携帯電話でゲットすることで、自分の携帯電話の待ち受けFlashとして利用することができる。
また、各ベコにはおみくじが入っており、自動生成されたおみくじを本年の運勢を占うものとしてゲットすることができる。

画面上のQRコードを携帯電話で読み取って、ページへアクセス。位置情報、名前、本年の抱負を入力してゲームスタート。
  
PCフィールド上に鏡餅（UFO）が登場し、携帯電話とコントローラーにして操作してベコをキャッチする。
キャッチしたベコには本年の運勢を占うおみくじが入っている。さらに待ち受けFlashにして楽しむこともできる。
  
最初に登録した位置情報から、キャッチしたベコの一覧がGoogleMap上にプロットされ、その状況を一覧することができる。
まとめ
モバイルを利用した新しいコミュニケーションを模索するモバイル事業部のデモンストレーションとして、
お世話になっている方々への2009年年賀メールによる告知を行った。
ケータイでQRコードを読み取らなければいけないという、参加への手間があったにも関わらず、
参加した人がブログで紹介してくれるなど、クチコミを呼び、数多くの人が繰り返し楽しんでくれた。