ミッション
毎年パッケージ連動型のキャンペーンを実施しているLipton。
2010年は「どんな時でも楽しい気分になれる、友達のような存在」というコンセプトで、キャンペーンを展開。CMおよびマストバイキャンペーンと連動したモバイルコンテンツを開発し、メインターゲットである高校生たちにより親しみを持ってもらうことを目指す。


実現方法とコンテンツの特徴
オリジナルキャラクターの開発
「Lipton=友達」のイメージを浸透させるため、「LIPTOMO」というキャラクターを開発。
LIPTOMOは全部で96体で、それぞれ名前や性格があり、パッケージの形や紅茶のフレーバーを想起させる姿をしている。キャラクターたちはCMにも出演し、プレゼントキャンペーンのデザインにも使われている。

パッケージの写真をメールで送信し、LIPTOMOをゲット
Liptonのパッケージを携帯で撮影し、その写真をメールで送ると、「トモパック」と呼ばれるLIPTOMOのたまごが届く。 トモパックをお世話し、「トモパワー」と呼ばれる力を注ぎ込むと、LIPTOMOが誕生する。
コンテンツの使い方、手順の説明の図
写真に撮ったパッケージのフレーバーによって、誕生するLIPTOMOが異なる。
また、パッケージを2個、3個並べたり、特定の種類を組み合わせたりすることで、いろいろな 種類を集めることができる。
誕生したLIPTOMOは自分のずかんに追加され、それぞれのキャラクターの紹介やアニメーションが見られ、各キャラクターの絵文字がダウンロードできる。
絵文字絵文字絵文字絵文字絵文字
パッケージの絵とキャラクターの関係

友達と協力してコンテンツを楽しむ
友達のお世話画面、交流画面 LIPTOMOは自分ひとりでは全種類を集めることができない。 コンプリートするためには、友達とLIPTOMOを交流させる(相手にトモパックをプレゼントする)ことが必要である。
また、1日1回、友達のトモパックのお世話を手伝うことができ、その際、LIPTOMOを誕生させるのに必要な「トモパワー」がもらえる。
一緒に遊ぶ友達が多い方がコンテンツを早く進めることができるため、友達を誘うきっかけになる。

キャンペーン応募でコンテンツが有利に進められる
キャンペーン期間中は、キャンペーンに応募すると、「LIPTOMO!」のボーナストモパワーが付与された。
商品を購入することで二重の特典を得ることができるため、キャンペーン応募時に「LIPTOMO!」にも参加するユーザーが多かった。
キャンペーン応募でコンテンツが有利に進められる

年間を通した展開
商品のフレーバーによって生まれるキャラクターの種類が違うため、新フレーバーが発売される度にパッケージを撮影し、年間を通じてコレクションを楽しむことができる。
また、夏休みの時期には、携帯の基地局情報を利用し、国内10地域に分割し、それぞれの地域のみで取得できるキャラクターを配布した。
さらに、ハロウィンの時期限定のキャラクター配布や、壁紙や絵文字、メールテンプレートなどのデジタルインセンティブがもらえるクリスマスイベントなども開催するなど、ユーザーに長く楽しんでもらうため、様々な工夫をした。
夏の地方限定キャラが日本地図上に点在している図、ハロウィンキャラの紹介、クリスマスキャンドルイベント画面


結果
  • フィーチャーフォンのみのキャンペーン展開だが、会員数は6万人以上にのぼった。
  • パッケージを撮影した写真は約55万通送信された。
  • 誕生したLIPTOMOの数は31万体を超えた。