LAUNCH PROJECT MISSION
文部科学省(Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology, "MEXT")のサイト上において、これからの未来を担う子どもたちが、ITを受動的に利用するだけでなく、深い理解と新しい活用を見出していくための、最初の気づきとなるコンテンツを用意すること。
子どもたちに生き物の生態や仕組みを教えてきたように、デジタルネイティブな子どもたちに向けて、彼らが日常的に接しているデジタルな世界の表層下にある、デジタルの成り立ちを理解してもらうことは、彼らにとって大きな気づきに繋がるのではないか。
EXECUTION
プログラミングというデジタルの根幹的な概念を体験してもらい、デジタルとはなんなのか、その仕組みを理解してもらうことを目的としたエデュテイメントコンテンツを開発した。
プログラムという概念を知らない子供でも直感的に扱える、非常にシンプルなGUIペースのプログラミング開発・実行環境を構築した。
RESULT
STEP1:プログラミンってどうやるの?


STEP2:絵をえらぼう! 絵をかこう!


STEP3:音をならそう!


STEP4:みんなに見せよう!
RESULT
公開時には、まさにプログラミングを職業にしているIT系技術者達を中心にして、爆発的に話題となり、子どもにプログラミングを学ばせることの意義について、大人たちの間で議論するきっかけを与えることとなった。
そうしたデジタルに意識的な親達が、実際に自分の子どもたちにプログラミンを使わせ、その反応をブログやソーシャルメディアにフィードバックしていった。
広報コンテンツであるにも関わらず、実際に家庭や教室で教材として使われる事例も発生した。
また、公開された作品を共有するために、作品ポータル機能を持つサイトを独自に公開する一般ユーザーも現れた。
公開から半年を経た現在、プログラムは約66000個作られ、そのうち約5500個がネット上で共有されている。
一般ユーザーによる作品ポータルサイト
自分の子どもたちに使わせた際の反応を、ブログやソーシャルメディアにポスト
子供向けパソコン教室での活用
シニア向けパソコン教室でも活用
LAUNCH PROJECT